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映画化もされた 夜明けのすべて という小説をご存知ですか?
パニック障害とPMS それぞれ生活する上での苦悩を抱える二人の物語です。
私もパニック障害を経験したので、書店であらすじを見たときすぐに読んでみたいと思いました。
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病気が題材なので重たい空気で進んでいくのかな、と思っていたのですが
そんなことはなく穏やかな雰囲気が、読んでいて心地よかったです。
最後まで読んだとき、「優しい世界だな…」と率直に思いました。
パニック障害の症状に苦しみ、電車などに乗れない日々が続いている…
毎月必ず起こるPMSの症状、コントロールできない症状に自己嫌悪になってしまう…
当事者にしか分からない苦しみですが、“支え合い助け合える二人の関係性がいいな”と読みながら思っていました。
苦しみを100%理解することは難しいけど、お互いの症状を理解しようとして思いやれることができる。
二人だけでなく登場人物全員が優しさで溢れていました。
“自分の症状を知っていくれている人がいる” それだけでも心が軽くなることもあるし
“自分が知らないところで支えられていること”は意外と多いんじゃないかと思いました。
共感できる部分だけでなく、“周りの人の痛みに寄り添える人で居たい”と思わせてくれました。
読むと温かい気持ちになれる、優しさのお守りのような本です。